2012年10月18日木曜日

優雅なおもてなしシャンパーニュ「グランド・セレクション・ブリュット 」

パリの名門「レストラン・タイユヴァン」。

1946年、凱旋門に近いパリ8区にオープンして以来、
パリで最も予約の取れにくいレストランとして、美食家たちを唸らせてきた。
料理、サービスはもちろんのこと、ワインのコレクションが高く評価されている。
















1973年、2代目のジャン・クロード・ヴリナ氏はレストラン業の傍ら、
自らフランス全土をくまなく歩き回り、ワイン生産者の元を訪ねては自分の目と舌で確かめた
クオリティの高いワインを買い付けてきた。

並みならぬワインへの情熱。
そして生産者にとって、自分のワインが選ばれることは最高の名誉なのである。

タイユヴァンラベルのワインを一度口にすると、
彼のワイン選びのセンスの良さが伺える。

この重厚かつ優雅な名門レストランのハウス・シャンパーニュとして、
数々のゲストを感動させるシャンパーニュをご存知だろうか。

その名も「グランド・セレクション・ブリュット」。






造り手のドゥーツは170年以上もの歴史を誇る老舗メゾン。
生産量の約40%はフランス国内のレストランで消費されるという為、
日本では中々お目にかかれない。所謂、知る人ぞ知るシャンパーニュなのである。

洋梨やリンゴ、そして熟したトロピカルフルーツの芳醇なアロマ。
そこにほんのりイースト香や、ナッツの香ばしさが加わり複雑な印象を与える。
泡はキメ細かく繊細で美しい。

その泡からは想像もできないほど、しっかりとした味わい。
存在感のあるミネラルが口中で広がりを見せ、キリッとした酸が全体を引き締める。
奥行きと広がり、そしてラストへ続く余韻が非常に美しい。

何事にも動じない、しっかりとした芯のある存在感だ。

さすが。名門レストランに相応しい、堂々たる風格。
タイユヴァンが特注で造っているということにも、納得がいく。

まさに人の心を動かす1本。

特別な空間で大切な人とじっくり味わいたいものだ。



▼今回ご紹介したワイン▼
グランド・セレクション・ブリュット [タイユヴァン・ラベル] [ボックス付] /シャンパーニュ  6,300円
http://www.enoteca.co.jp/online-shop2/detail.php?hanbai=0&order=0&shohincode=0371001073X0&bunner_id=wn4










2012年10月4日木曜日

一流を気軽に楽しむ「ピアン・ディ・ノヴァ」

フィレンツェからローマ方面へ車で約1時間。
トスカーナワインで有名なキャンティ地方にフェラガモ・ファミリーが所有する
高級リゾート地「イル・ボッロ村」が存在する。



















1993年、世界的ブランドである フェラガモ・ファミリーの総帥、フェルッチオ・フェラガモ氏が
廃墟寸前まで朽ち果てていたこの村とその周辺地区を購入し、
10年以上の月日をかけて現在の美しいリゾート地に再生した。

この村の総面積は約700ha。
この広大な敷地に中には、フェラガモ家が住んでいた別荘をはじめホテルやレストラン、
教会、靴屋、そしてワイナリー「イル・ボッロ」が存在する。
















所有するブドウ畑の面積は約45ha。
メルロ、シラー、カベルネ・ソーヴィニヨン、サンジョヴェーゼ、プティ・ヴェルド、
の5種類のブドウが栽培され、贅を尽くした至高のワインの数々が生産されている。

イル・ボッロの畑に植えられているブドウの樹は1haあたり4500本。
その限られたブドウの樹1本から取れるブドウは1kg。
なんと、1本のブドウの樹から1本のワインしか生産されないというわけだ。

  













ワイナリーの名を冠した最上級キュヴェ、「イル・ボッロ」は、
キャンティ地区に位置しているにも関わらず、あえてキャンティではなく
独自のスーパー・タスカンとしての道を選んだ。
徹底的な品質至上主義から生まれる、華やかでモダンなワイン「イル・ボッロ」は、
初ヴィンテージの1999年以来、毎年高い評価を受け注目されている。

そんなスーパータスカン「イル・ボッロ」のスタイルを気軽に楽しめるワインが存在する。
密かにこっそり人に教えたくなるワインだ。

それがこのワイン、「ピアン・ディ・ノーヴァ」。


 



シラー75%、サンジョヴェーゼ25%のスーパータスカン。
典型的なトスカーナワインと違い、シラーの割合が圧倒的に多い。
一見、どっしりとした味わいに思われがちだが、その洗練されたスタイル驚く。

ブラックチェリーやブルーベリーの甘美なアロマ。
口に含むと、ジューシーな果実味が印象的だ。
シラー特有の重みのある味わいを、サンジョヴェーゼの軽快な明るさが優しく和らげる。
飲み応えがありながらも、口当たりは滑らか。
なんとも絶妙なバランスである。

なるほど。超一流のモノ造りを誇るフェラガモ・ファミリーの手にかかれば、
ワインでさえも、ハイセンスな雰囲気を醸し出すものか。


実に洒落ているではないか。


さて、今夜はフェラガモ・ファミリーの名に恥じぬよう、軽くキメて頂くこととしよう。



▼今回ご紹介したワイン▼
2009 ピアン・ディ・ノヴァ / イル・ボッロ 3,675円
http://www.enoteca.co.jp/online-shop2/detail.php?shohincode=0465739113A9&bunner_id=wn3
 
▼今回ご紹介したワイナリーはこちら▼
http://www.enoteca.co.jp/online-shop2/list.php?special=PC