2012年11月3日土曜日

優しさの中に感じる芯の強さ「ドメーヌ・トロ・ボー」①

ワインの面白さの一つに、造り手との出会いがある。

気に入ったワインを見つけると、そのワインをどんな人物が
造っているのか、好奇心が湧いてくる。
その私の好奇心を満たしてくれるのが、まさにテイスティングイベントだ。

先日行われた、渋谷ヒカリエ店でのテイスティングイベント。
ブルゴーニュの造り手の来日に心躍らせ駆け付けた。

今回の来日は、『ドメーヌ・トロ・ボー』。

フランス、ブルゴーニュ地区、
ショレイ・レ・ボーヌ村に本拠地を置く、家族経営のドメーヌだ。
村名ショレイ・レ・ボーヌを6ha所有し、特級畑のコルトンやコルトン・シャルルマーニュなどを含め、計23ha以上を所有する隠れた大ドメーヌである。



















ずらりと並ぶテイスティングアイテム。
本拠地のショレイ・レ・ボーヌをはじめ、ボーヌ・クロ・デュ・ロワなど、さらにグラン・クリュ、コルトン・ブレッサンドの3ヴィンテージを含む、全7アイテム。
コルトン・ブレッサンドを3ヴィンテージも味わえるなんて、なんとも贅沢な気分だ。



















現在、19世紀から代々続くドメーヌを現在切り盛りするは、
オーナーファミリーの5代目ナタリー・トロ女史。

彼女の醸し出す柔らかな雰囲気は、
まるで私たちを優しく包み込むようなオーラがある。
と同時に、ワインに対するコメントを語る姿は、ストイックかつ胸に秘めた静かな情熱を感じる。
優しさと強さが一体となった、芯のしっかりとした印象だ。



















事実、トロボーのワインには実にしっかりとしたブレない芯の強さを感じる。
毎年安定した高品質なワインを生産できるのも、
ナタリーのそうした芯の強さ、彼女の強い意思があるからであろう。

決して派手なわけではなく、じわじわと感じる凝縮したブドウの旨み。
そして柔らかいタッチが特徴の素直で上品な味わい。
早くから楽しむこともできるが、何十年とじっくりと熟成させるとより一層深みと美しさが増す。
それがトロ・ボーのワインに共通する特徴だ。

そして今回、ワインと造り手、この2つが一心同体であると私は感じた。
 

今日はこの辺で、次回、ナタリー女史お勧めのワインを紹介するとしよう。                    
                            

  
▼今回ご紹介したドメーヌはこちら▼









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