2013年8月20日火曜日

狙い目はここにあり。白の銘醸地「シャサーニュ・モンラッシェ」の赤ワイン。

毎年、入荷を楽しみにしているワインがある。

ヴィンテージに左右されず、安定した美味しさを届けてくれる、
絶対的な信頼を寄せる造り手。

ブルゴーニュのドメーヌ、「ブラン・ガニャール」のワインである。

















ブラン・ガニャールが所有する畑は、バタール・モンラッシェ、クリオ・バタール・モンラッシェ、
そしてモンラッシェと錚々たる畑。そして、ラ・ブードリオット、レ・カイユレをはじめとする、
シャサーニュ・モンラッシェの6つのプルミエ・クリュに加え、
ヴォルネイやポマールも手掛けている。

















彼の造るワインは、どれをとっても隙がない。
グラン・クリュから村名ワインまで、その1本1本が
誠心誠意込めて造られていることを切に感じる。
ジャン・マルク氏の几帳面な性格がよく表れた、
雑味がない、とてもピュアな味わいはどこか日本人的デリカシーを感じる上、
期待を裏切らないドメーヌとして、私の中で不動の地位を築いているのだ。

シャサーニュ・モンラッシェが本拠地のドメーヌと聞けば、
誰もが真っ先に白ワインを想像するだろう。

無論、ブラン・ガニャールは上質な白ワインをつくる造り手として
申し分無いわけだが、とりわけ私が楽しみにしているのは、
彼が造る赤ワインなのだ。白ワインのイメージが強いブラン・ガニャールだ
が、実は、生産するワインのうち45%は赤ワインが占めている。
とりわけ、私が気に入っているのは、「シャサーニュ・モンラッシェ・ルージュ」。
白ワインの銘醸地で造られる赤ワイン。
これが堪らない。





















グラスに注ぐと、透明感溢れる美しルビー色に心が弾む。
まるで摘みたてのようなフレッシュな木イチゴのアロマに、
ブルゴーニュの自然を連想させるような、花と緑の爽やかな香り。

口に含むと、赤系果実のチャーミングな果実味が広がり、
穏やかな酸味が心地よく喉を流れる。
香りは衰えることなく、グラスの中から華やかに立ち上り、
飲み口はシルキーでまろやか。

ピノ・ノワール本来の素直さ、美しさをシンプル表現した純粋な味わい。
人懐っこい雰囲気のワインで、ついつい可愛がりたくなってしまう。

そして、何よりシャサーニュ・モンラッシェという白ワインの銘醸地で、
敢えて赤ワインを楽しむことに、特別感を感じる。
自分だけのとっておきの1本を見つけたようで、何だか得した気分になる。

ブラン・ガニャールにせよ、コント・ラフォンにせよ、ラモネにせよ、
やはり一流の白ワイン生産者の造る赤は狙い目である。

今年も到着したシャサーニュ・モンラッシェ・ルージュの新ヴィンテージ。
一人優越感に浸りながら、じっくりと頂くこととしよう。


▼今回ご紹介したワインはこちら▼
2011年 シャサーニュ・モンラッシェ・ルージュ / ブラン・ガニャール 5,250円
http://www.enoteca.co.jp/online-shop2/detail.php?shohincode=0205705013B1&banner_id=wn16

















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